やっと自力で抜け出したのに、ぬかるみの中から伸びてきた手に足首を掴まれた感じ

立場は違えども、著者の方も私も、同じように顔も見えない方々からの数多のご意見によってメンタルやられてるのがエモくて、こんなんメンタルやられた側の問題っていうより石投げるのを娯楽にしてる奴らがクソやろ。マジで憎しみ（→https://kituneudoon.hateblo.jp/entry/2022/11/19/204910）って思ってます！

この本の中の、脆くて頼りなさげで「夫が家賃を負担してくれているのだから、自分は家事をしないと」と考えるような女性が、どんどんと壊れていく様子が主観で描かれてくの、「こういうの洋の東西を問わず、お好きな方いらっしゃいますよね〜、なんらかの需要を感じる〜」って思いましたし、これ読んで「リアルだ」って心動かされる方々が居るのはわかるのですが、私は、読了した上で自分が作中で人間扱いされておらず、ヒロインに向けた一種の機能というか、作中で「謂れのない攻撃」だと証明するための装置にされていると感じて生理的嫌悪感でしたので、本当に勘弁してほしいです。
自分の全く預かり知らぬところで、自分が勝手に装置になってるの怖

確認するために普通にAmazonで購入して読了してんの、私からしたら、この作業なに？
これやる私がヤバい奴なん？？？
ってなってます！

そして「私の方が酷い目にあってる！」って言いたい訳ではないという事を、マジでご理解頂きたいです

そもそも「酷い目に」とか主観でしかないですし、見る人によっては私がめちゃくそモンスターで、私こそが（地獄が呼んでいるの）使者のごとく真魚さんを殴りつけているって認識を持たれてるってちゃんと自覚していますが、もうそれはお互いに主観だから仕方がないっすよね！

可哀想合戦をしたい気持ちは全く無く、そもそも集計とかやってもらった匿名掲示板についても、こっちは一旦挫折してて、今更何かを言う気持ちも無かったんです

ただ、ただこれ「心の壊し方日記」を私は読了しましたけれども、それは友人たちの助けを借りて（先に読んでくれて内容を教えてもらった上で、しかも友人の検閲が入って、私は詳細に自殺について書かれてる部分は読み飛ばしています。一応、薄目で確認はしました）

本人が読了した上で文句言うってヤベー奴だな、って自分でも分かっていますけれども、私が声出さなかったら、ただただ「感動しました」「必読です」とかの感想を私が見ないようにしなきゃいけないと思うと、意味がわからないんですよね

本文中で、ご本人についてだけでなく、もっと広く構造として（例えば映画「ファントム・オブ・パラダイス」の、群集心理の恐ろしさを描いてるシーンみたいに）書けてたら私個人もそんなに「は？」ってならなかったと思うのですが、一冊読了して、あくまでもこれは個人的な体験を書いておられる、と私は読んだので、それならばこちらも個人的な体験を記しておかないと、歴史修正されるって恐怖がありますので、このようなブログを書くに至りました

己の事を脇に置いての本の感想としては、
必要になったら誰かが運転してる車に乗せてもらいたい、って思いながら生きてるよりも、自分の車を自分で運転してる方が、酔わずにハンドリングできるし視界も路面状況とかもわかって生きやすいと私は思うけどな、って感じでした！